不安定な頃。それは若い頃。ある程度成熟してくると人間はつまらなくなる。
何がつまらなくなるか?と言うと作品のキャラクターとして描写すると
描写した結果がつまらなく映るという事である。
枯れ専などと呼ばれる人達が世の中の女性達には人気である。
だが私から言わせれば枯れ専だなんてとんでもないという事である。
私の内臓は元気いっぱいだ(私の内臓は小学生と同じぐらい元気いっぱいの内蔵である。だから私の感性は若く私は寝たきりにはならない)。私の心は希望に満ち溢れている。
私は私自らの脳みそから知識として『老いる』という言葉を削除している。科学的には老いるということはありえない現象だからだ。私はだからいつでも若々しい容姿で心も若々しい。
私は不安定な人生の時期を生きている若者を映画作品の中で描写する新海誠監督の手腕を高く評価している。
私自身、不安定な人生の時期を生きている若者(子供)が主要キャラクターである作品しか
書きたくない(描きたくない)のである。
私は時折、自分が30歳であることを忘れる時がある。
とても若い幼いあの小学校の頃の自分であるかのように
錯覚する事がある(今の自分に対してである)。
30歳の今が誰もが子供の頃駆け足で動いていたあの時期の、あの頃の自分と同じなのである。
これこそが天才と称されたあの前田智徳に並ぶ天才、寺本まこと、つまり私なのである。