植原ジュニア「ではあなた」
坂崎孝太郎「え?ワシ?」
植原ジュニア「そうです。こちらへ来てください」
坂崎孝太郎「は、はい」
植原ジュニア「坂崎さんは何か問題があったらどうしますか?」
伊藤カイジ「あれ?何で名前を知ってるんだ?」
坂崎孝太郎「気合と根性。これだけでもう人生、何とかなる。これ、ワシの信条ね」
植原ジュニア「坂崎さんは左脳派ですね。一つの知識を元に物事を全て判断しようとする。
本棚の中に入れた知識をそのままただ取り出すだけという感じですね」
坂崎孝太郎「ああ、そりゃそうだ。皆大人になれば酒を飲むしタバコも吸う。パチンコもする。これって
ワシが人生を生きてきた中で得た知識だよ。知識はそのまま本棚の中に入れてそのまま取り出してそして活用する」
植原ジュニア「おい、シュウsp」
シュウsp「はい、植原ジュニアさん。あ、分かりましたよ。では、読み上げます。
『左脳優位の左脳派人は知識を本棚の中に入れていく。
そして本棚の中からそのまま知識を取り出す。
本棚の中に入れた本をそのまま取り出す。それが左脳派の人がする事。
右脳優位の右脳派の人は知識を本棚の中に入れていく。
そして本棚の中に入れた知識を組み合わせて一つの知識として完成させる。
本棚の中に入れた本を複数組み合わせて一つの知識にする。それが右脳派の人がする事。
左脳派の人は発想力やアイディアを出す力や柔軟な発想の力というものが無い。
例えば戦争に反対か賛成かと言われたら本棚の中に戦争反対の本しか無かったら
戦争反対になるしかない。それが左脳派の人達。
右脳派の人は物事を白黒はっきりとさせて行動へと移していくことが苦手である。
例えば戦争に反対か賛成かと言われたら本棚の中にある複数の本を組み合わせて一つの知識として
完成させて戦争に反対か賛成か反対かという結論を出す。しかしそれでは白黒はっきりとした答えを出すという事が
出来ない。何故なら一つの本を元にして答えを出すわけではないからである。
右脳派の人は行動をするにしても慎重になったり物事を白黒ハッキリとつける結論を出すという事が出来ない。
左脳は物事を言葉や数字を元に判断する。右脳は物事をイメージなどの言語や数字以外の事から判断する。
右脳派が左脳派を率いて国家を率いていくという事はその事自体が実は最もバランスがとれている理想的な
事かもしれない。左脳派の人は複数の本を一つの知識としてまとめ言語や数字以外の事(すなわちイメージや感覚などの事)を元に物事を判断する右脳派の人達の思考方法を人生に取り入れる事。
右脳派の人は一つの本を元に結論を出し言語や数字を元に物事を判断する左脳派の人達の思考方法を人生に取り入れる事。
これらの事は本当に大事な事です』」
植原ジュニア「ごくろう。つまりはですね、坂崎さんに今必要な事は
本棚の中に入れた本を複数組み合わせて、そして一つの知識を完成させるという
思考方法を身につける事。そして言葉や数学以外の事を元にして物事を判断するという思考方法も
身につける事。これらの事が今の坂崎さんに必要な事です」
坂崎美心「きゃー、植原ジュニアさん。ステキよー!」
植原ジュニア「ありがとう」
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植原ジュニア「選挙への出馬を進めるにあたって」。その2。
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