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Channel: 寺本まこと。無宗教のブログ。
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完全版。これで分かった!売れる作品とは何か。

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完全版。これで分かった!売れる作品とは何か。
コロコロコミックコミックボンボン、二つのこの雑誌はよく比較されることが
多いんですね。チャンピオンとジャンプもよく比較される雑誌ですけれども。
でもこの二つのうち一つの雑誌は負けているんですね(雑誌の売上という意味で)。
何故、ボンボンはコロコロに負けてチャンピオンはジャンプに負けたのか(雑誌の売上という意味で)。
その理由は単純ですね。それは、熱が入らないからですね。読者の心にという意味で。
つまり読者の心に熱が入る作品が少ないからですね。コロコロにはドラえもんポケモンなどの
強力な作品があります。そしてドラえもんポケモンも主な読書層である子供の心に
熱を入れます。ボンボンにはそういう作品が何もなかった(あることにはあったが上手く誌面上で育てきれなかった)。
雑誌でも漫画でもそうだけど中途半端な作品は誰も買わない。完全に心に熱が入ったから買うという確信が
なければ読者は雑誌や漫画を買ってはくれない。ワンピースも呪術廻戦もヒロアカも心に完全に熱が入ったわという
読者の人が多い。だから少年ジャンプは雑誌の売上が減ることがない。マガジンが売り切れになったのは
後にも先にも東京リベンジャーズが連載されていた時代のみです(令和の時代に限って言うならばです)。
読者の心に熱が入る作品は、ほぼ全てアニメ化します。そしてそのアニメが1クールで終わるということもありません。
最近ソニーがパルワールドというゲームを発売したようですが購買層の心に「パルワールド面白い」とか
「パルワールド最高」といったような熱が入るかどうかは分かりません。
正直に言うならばコロコロコミックでパルワールドは宣伝出来ないしじゃあジャンプでは?っていうと
それも厳しいんですね(集英社小学館の子会社ですから)。
mojorも名探偵コナンも何かの作品のオマージュだとはよく世間では言われていることです。
でもmajorも名探偵コナンも世の中で大成功しています。それは何故かというと真似される作品というのは
一度世の中に出ていくる作品がほとんどです。そして例え売れていなくても読者の心に熱を入れることが出来る
可能性がある作品であることがほとんどです。桃太郎も西遊記もオマージュされたような作品がたくさん
世の中にはあります。桃太郎も西遊記もすごい昔の作品なのに何故たくさんオマージュされることが
あるかというとそれは人の心に熱を入れることが出来るからです。「すごい」とか「素晴らしい」とか
「応援したい」といったような感情を抱かせるような熱を心に入れることが出来るからです。
だから桃太郎も西遊記もすごい古い作品なのに現代でもオマージュされることが多いのです。
高橋留美子さんの作品は何回もアニメ化されています。それは何故かというとやはり読む人、見る人の
心に熱を入れる作品を作っているからです。「すごい」とか「応援したい」といったようなポジティブな熱を
読む人、見る人の心に入れる作品を作っているからです。最近、「るろうに剣心」、「うる星やつら」、
レイアース」、「ベルセルク」などたくさんの作品がアニメでリメイクされています。
それは何故かというと一度でも読む人、見る人の心に熱を入れることが出来て世の中で成功した
作品だからです。だから再び古い作品をアニメ化しようというブームが今アニメ業界で巻き起こっているのです。
今のマガジンを見てください。はじめの一歩しか人気漫画がない。つまりそれはハッキリと言うならば
読者の心に熱を入れることが出来る作品が今のマガジンには、はじめの一歩しかないということです。
ジャンプの読者が散々言っている近い将来訪れる暗黒時代とやらはつまりジャンプが今のマガジンのようになる
ということです。本音を言うと私が買いたい漫画や漫画雑誌はもうこの世にはないと思っています。
何故なら私の心に「読みたい、応援したい、支持したい、買いたい」といったような
熱を入れることが出来る作品が見当たらなくなってきたからです。いっそのこと一度でも多くの
読者の心に熱を入れることが出来た作品のみを集めてそれらの作品の第一話からを掲載し続ける雑誌を創刊するべきであると思います。
名探偵コナンもはじめの一歩もワンピースも読む人の心に熱を入れることが出来る。
今の世の中にそういう作品がどれだけあるだろうか。「さあね?」ってピエロのジョーカーも大笑いですね。


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